赤坂プレスセンターの実態は
ただのヘリの発着場!?
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻にも触れ、こう締めくくった。
「今、ウクライナのゼレンスキー大統領に、神様が『1つだけあなたにプレゼントしてあげるけれど、何が欲しいか』ともし問うたら、『米軍基地が欲しい』と言うと思います。米軍基地というものを今、出ていけというのは、反米のプロパガンダと僕は思っています。わたしは次の選挙で交渉会派をつくるべく全力を尽くす」
交渉会派とは、港区では3人以上の議員で構成される会派で、各会派の代表が集まって議会の活動を決める幹事長会に正式メンバーとして出席できる。
榎本氏はこの質疑時点では1人会派だったため、議会内での発言力が小さかった。だが、直後の2023年4月の区議選(定数34人)で支援した若手候補らとともに当選し、交渉会派の結成を果たす。現在は5人を擁する第3会派「港区保守系議員団」の幹事長を務める。
2025年2月21日の本会議。会派所属の新人区議、新藤加菜氏が代表質問に立った。
ネット界の元アイドルの31歳(当時)。約3万人の登録者数(2025年6月時点)を持つユーチューバーでもある。女子学院、早大卒、人材サービス大手「リクルート」勤務という経歴の持ち主で、動物愛護活動をきっかけに政治家を志した。ネット中心の政治活動を展開する「ホリエモン新党」や「NHKから国民を守る党」の公認候補としてほかの地方選に出馬したこともある。
新藤氏のSNSの自己紹介欄を見ると、保守系議員を標榜し、日本人を主眼においた政治をモットーにしているとある。
本会議で新藤氏はまず、港区が赤坂プレスセンターを「米軍基地」と呼んでいることを問題視した。
「戦闘機の駐機場でも武器庫でも何でもありません。実態はアメリカ大統領が来日する際に使われる大使館付属のヘリポートです。それにもかかわらず、港区は、米軍基地などという言葉を意図的に使用し、まるで港区内に大規模な軍事施設が存在するかのような印象を与えています。反米プロパガンダともいえる行動ではないでしょうか。同盟国としてあるまじき姿」







