入試内容変更で持ち直す大妻多摩
多摩の中位女子校はエリアごとに見ていこう。募集定員は140人で変わらないものの、国際進学と総合進学という2つの入試を統合することで日程も見直した大妻多摩(多摩市)。Gランクで4科の1日[1回](68人・1.2倍)は微増、Fランクで2科の1日午後[2回](197人・1.3倍)と2日午後[3回](86人・1.2倍)は2割減と1割増に分かれた。FからGランクに下がった4日[4回](33人・1.1倍)は、4科に加え、算国2科も選択可能にし、4科受験で国算の得点が2科の合格最低点を上回った場合は合格とするスライド合格制度を導入した。こちらの志願者数は、4科が微増、2科は2割増となっている。
ここからはGランク主体の学校を見ていこう。駒沢学園女子(稲城市)は、1日[1回午前2科・4科](23人・1.1倍)と1日午後[1回スカラシップ](23人・2.6倍)の受験者数が比較的多い。志望者数はごく少ないため、予想は控えたい。
午前と午後で10の入試日程を設けている白梅学園清修(小平市)は、全体的に志望者数が少ない。比較的受験者数の多い入試回は、2科・4科の1日[1回午前](42人・1.5倍)と国算理社英から2科を選択する1日午後[1回午後](49人・1.2倍)が、いずれも増加傾向にある。1日[1回午前]の「適性検査型」(52人・1.2倍)は志望者数がごく少ないため予想は困難だ。
25年は合わせて80人が受験した東京純心女子(八王子市)。少ない志望者数も全体的に半減気味で、大きく緩和しそうである。比較的受験者数が多いのは教科型の私立型入試で、2科・4科の1日[1回](19人・1.2倍)と2日[3回](14人・1.3倍)、2科の1日午後[2回](19人・1.2倍)となる。
共立女子第二(八王子市)も志望者数が全体的に少ないうえ減少傾向が鮮明になっている。最多の受験生を集める1日[1回PM2科型](57人・1.1倍)とそれに次ぐ1日[1回AM2科・4科型](36人・1.2倍)のいずれも大きく減少傾向にあることが気になる。受けやすくて受かりやすい状態が26年も続きそうだ。
ランクの付かない日本体育大学桜華(東村山市)は、2科の「一般」と親子面接だけの「AO」を2回ずつ行い、40人を募集する。25年の受験者数合計35人の多くを占めるのが1日午後[1回AO](23人・1倍)である。志望者はほとんどいない。
25年入試については、「難関疲れ」「英語特化型」「中堅・中位校人気」の3つの傾向についても以前分析したので、改めてご参照いただきたい。







