上向きなトキワ松と弱含みな杉並の女子校
大妻中野は、午前4科と午後2科で約185人を募集する「アドバンスト」から見ていこう。Eランクの1日[1回](99人・1.9倍)と最多の受験生を集めるDランクの1日午後[2回](361人・1.5倍)はいずれも微減なのに対して、2日午後[3回](209人・1.9倍)と3日[4回](117人・2.1倍)はいずれも1割増と対照的だ。4日[5回](79人・3.8倍)も1割強の増加となっている。
11月と12月に行われた[海外帰国生]と共にグローバルリーダーズコース(約36人募集)に入る「グローバル」は、国算2科と英語スピーキング、面接が行われ、成績上位者合わせて30人程度が特待生となる。1日[1回](13人・1.2倍)と3日[2回](13人・1.2倍)はいずれも志望者数がごく少ないので予想は控える。26年は4日[3回]が新設された。
杉並区の2校は緩和傾向にある。いずれもEランクで、1人3分程度の面接が課される女子美術大学付属は、135人中110人を募集する2科・4科の1日[1回](320人・2.7倍)が10月の微増から11月は1割弱減となっている。2日[2回](104人・11.6倍)は「考える力・伝える力」の記述試験で、2割弱も志望者数を増やしている。2科の3日[3回](170人・11.3倍)は減少傾向にある。
光塩女子学院は、Fランクの1日[総合型](65人・1.4倍)は1割半減、Eから下がった1日午後[算数1科型](100人・2.1倍)と2日[4科型](82人・1.8倍)は3割半減とほぼ半減と、回を追うごとに緩和傾向にある。4日[4科型](60人・2倍)は微減にとどまっている。
板橋区の2校は増加傾向にある。多くの入試回を設けている東京家政大学附属女子はAdvanced クラスとStandard クラスに分かれる。いずれも志望者数がごく少ないため、比較的受験者数が多い入試回を見ておこう。最多でFランクの1日午後[2回特別奨学生]の「2科Advanced」(88人・1.3倍)は大幅増、1日[1回]のGランク「2科・4科Advanced」(64人・1.7倍)は増加傾向となっている。
日本大学豊山女子は志望者数の比較的多い入試回を見ていく。1日[4科・2科1](71人・1.5倍)は1割減、1日午後[2科(特待選抜)](120人・1.2倍)は微増、2日[4科・2科2](74人・2.4倍)は6割増、2日午後[2科(特待選抜)](61人・1.2倍)は増加傾向にある。志望者数の合計が実際の受験者数を大きく上回る珍しい例が5日午後[2科(特待選抜)](27人・1.1倍)だが、こちらは前年並みとなっている。
トキワ松学園は目黒区に唯一残る女子校となった。成績優秀者はA特待生が中学3年間の、一般特待生が1年間の授業料をそれぞれ免除される。教科型はいずれもGランクで、受けやすくて受かりやすい。2科・4科の1日[1回](75人・1.3倍)と1日午後[2回](171人・1.2倍)と2日午後[3回](78人・1.3倍)は、それぞれ大幅増傾向、2割弱増、1割半減に分かれている。2科の3日午後[4回](46人・1.4倍)は2割半の増加と人気である。他に、1日[適性検査型](106人・1.1倍)と英検3級以上取得が出願要件となる1日午後[英検利用](14人・1.2倍)があるものの、志望者数がいずれもごく少ないため予想は控えたい。







