空港に着くまで、妻に電話は入れなかった。
というのも、合宿の大きな目的は、デジタル断ちをしたうえで、自分自身と人生に改めてつながることだったからだ。
やっと妻に電話をかけたとき、妻がいかに私にとって大切な存在かを、これまで以上の愛情をもって伝えることができた。
恥ずかしいことだが、妻、子どもたち、そして自分の人生にあるすばらしいことすべてを、あって当たり前だと思ってしまうことが私には多すぎた、と今では思う。
『全力化』(ベンジャミン・ハーディ著、松丸さとみ訳、サンマーク出版)
この牧場での短期間の合宿では、自分の人生に今すでに存在するありがたい物事に改めて気づけただけではなかった。
将来手がけたいプロジェクトについて、多くの洞察も得られた。
環境は本当に大切だ。そしてリチャードは、最高の環境を作ってくれた。
そこでは、すばらしい男性たちと楽しく交流し、本当の意味でただリラックス、リカバリー、リセットでき、自分と再びつながることができた。
自分が今後数年で何をしたいかも考えられた。私は至高体験の中にいたので、高い志の視点から、様々なことを思い描くことができた。
私は人生そのものに「ハイ」になっていた。そのおかげで、心に浮かんできたすばらしいアイデアに対しオープンになれた。







