BMW車は、変わった場所にETC車載器がある
ケビン:それともうひとつ。BMWはすべてのモデルで、日本市場向けに専用開発したETC車載器内蔵型のルームミラーを採用しています。車外からETC車載器が見えないのでカードの盗難防止に役立つ上に、アンテナ内蔵式でデザインも余分なものがなくスッキリしています。また、グローブボックス内の容量を損なうこともありません。我々は社用車を頻繁に乗り換えるので、ETCカードをしょっちゅう出し入れします。そんな時にはすごく便利です。
BMWの日本向けモデルは、ルームミラーの部分にETC車載器が内蔵されている(広報写真)
F:ETC内蔵式ミラー、あれは日本だけだったんですか。最初はETCをどこに入れて良いのか分からなくて、散々探した挙げ句、最後は前田さんに電話しましたよね。そうしたら「ミラーの横にありますよ」って。あのときは「こんな分かりにくい場所に隠しやがって」と怒りが湧いたものですが(笑)、慣れてしまうとあの場所は確かに便利です。
前:ありましたね~。もう5年くらい前かな。
ケビン:お客様にとても評判がいいんです。こちらも日本専用ユニットなので、本国ではやめたがっている。毎回「今回で最後にしてくれ」と言われています。配線がありますしね。組付けにもそれなりの工数がかかるので。
F:なるほどねぇ。クルマの構造そのものを変えなければならない「ゴルフクラブの横積み問題」は対応が難しいけれども、結構手間のかかる日本ならではの特殊仕様にはしっかり対応してくれている。決して日本は冷遇されているわけではない、むしろ大事にされている、ということですね。







