「何を呑気なことを!円が信任を失えば石油も買えないし、小麦も、薬も買えない。海外旅行どころじゃないでしょ」という方もあるでしょう。
「円がダメだと思うなら、海外旅行じゃなくて海外移住して働くとか、貯金を海外の銀行口座に移すべきでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
円が超安くなって石油が買えなくなるからといって、「じゃあ、石油を買いだめしておこう」なんてありえません。小麦も薬もないと困りそうだけど、だからといって今から買っておくのは不可能です。
それに私は「日本が大好き!」で、旅行には行くけど海外に住もうという気は全然ありません。
そんなところに資産を移し、「今、持ってるものを必死で守る系の姿勢」をしていては、新しい時代を乗り切るのはいずれにせよ無理でしょう。
でも海外旅行に関しては、「10年後に行けなくなる可能性があるなら、今のうちに行っておく」ことが可能です。
「いつでも行ける」と呑気に考え、円が安くなって気軽に海外に行けなくなったらスゴク後悔しそう。
今40代で「定年してから海外旅行を楽しもう」など思ってる人も、その頃には円で貯めたお金で海外旅行するのは難しいかもしれません。
ここ何年も韓国のウォンは安く、日本からも観光客が押し寄せています。誰も彼もが「安い安い」と山ほどのお土産を買い込んでいます。
一方の日本は円高に原発事故もあって、海外からの旅行客は大激減。観光業という産業で見れば、韓国のほうが圧倒的に競争力が高くなっています。
それでも個人的には、「自国の通貨がウォンでなくてよかった!」と心から思います。
だって自国には海外からの旅行客が溢れているのに、自分達はどこにも行けないなんて哀しすぎるもの。
特別な大金持ちでなくても、世界を見て回れる、強い通貨の国に生まれたことは本当に幸運だし、そういう時代に生きていることにも心から感謝しています。
そして、今は当たり前に思えるこんな状況も、最近は「あと10年かも!?」と思い始めた。だから早めにどんどん旅行しておくことにしたんです。
◆「Chikirinの日記」https://chikirin.hatenablog.com/about







