セロトニンを増やすには、眠活で述べたようにトリプトファンの豊富な食品をとることのほかに、ウォーキングやストレッチ、スクワットのような適度な運動が効果的だとされています。

 朝メシを食べて体内時計がリセットされ、自律神経が交感神経優位に切り替わったら、軽い運動をすることをおすすめします。とくにスクワットは自分の体重を使った筋トレなので、たん活でとったたんぱく質から筋肉をつくるのに効果的です。

『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』書影『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』(鎌田 實、エクスナレッジ)

 幸活は腸活とも関係し合っています。脳と腸の働きが関連していることを意味する「脳腸相関」という言葉があります。実際、腸内環境が悪いとうつになりやすいことがわかっています。気分がどうもすぐれないという人は、腸活を意識して腸内環境の改善を試みてはいかがでしょうか。

 さらに牛肉や豚肉などの動物性脂肪には脳の神経伝達物質の1つであるアナンダマイド(至福物質)が多く含まれています。

 アナンダマイドは幸福感や高揚感をもたらし、記憶力増進効果もあるとされている物質です。ですから、肉を食べることも大事です。たん活にもなるので一石二鳥です。