デンマークやドイツなど、長期休暇も残業ゼロもあたりまえで、なおかつ国際競争力やGDPが高い国の話を聞くと、「それは海外のことでしょう。日本では無理」と冷めた目で言う人もいますが、そんなことはありません。
年次有給休暇を100%取っても残業ゼロでも、生産性を上げることはできます。むしろ休むからこそ、生産性が高まると言えます。
仕事のための休暇と思えば
休むことの後ろめたさも薄まる
働き方改革が進められ、日本人の総労働時間は減少しました。
経済協力開発機構(OECD)加盟国における「世界の労働時間 国別ランキング」調査によると、日本の総労働時間は2024年の時点で1617時間。「24時間戦えますか?」が流行した平成元年の2076時間と比較するとかなり減っています。「働き方改革関連法」で、時間外労働の上限規制ができたのですから、当然の結果です。
『戦略的休暇:休むほど成果が出る新しい働き方』(船見敏子、ぱる出版)
けれど、それによって疲れは取れるようになりましたか?あなたや職場のメンバーは、幸せになりましたか?答えはきっと、「NO」でしょう。
コロナ禍を経て、働き方に対する価値観も変化しました。あなたも、「残業などしたくないし、休みももっと取りたい。もっと効率的に働きたい」と思いますよね?
それでも、休みにくい雰囲気が職場に漂っていませんか?「休んだら仕事が滞るから、休むのが怖い」と思っていませんか?
だからこそ、必要なのは、発想の転換です。「休暇は損失につながるもの」ではなく、「休暇は未来への投資である」と、発想を180度転換してほしいのです。







