毎週土曜日には釣りに行き、釣った魚を自らさばいて家族に振る舞います。そして日曜日は、マインドフルネス瞑想をして自分と向き合ったり、地域活動に参加したり友人と交流する時間を大切にしています。

 だから、絶えずひらめいているのでしょう。ユニークなアイデアを次々と生み出し、業績は右肩上がりです。

 短期的には休むことへの不安は大きいかもしれませんが、これまでお話してきたように、中長期的に見れば、リターンの方がはるかに大きいのです。

 メンバーがいきいき働く職場を維持するには、しっかり休める風土を作ること。目標は、年次有給休暇取得率100%です!それには、個々人の罪悪感を緩める意識改革と、休める仕組みづくりが必要です。

 先日、パーソナルトレーニングを受けた際、トレーナーの言葉にハッとしました。

「40代以上の方は、我慢強いんです。だから、無理してトレーニングを頑張りすぎてしまいます。そして、体を痛めます。若い方は自分の限界を知っているので、そこまで無理しないんですよ」。

 長時間労働があたりまえの時代に成功体験を積んだ人は、とても我慢強いです。休みを取らずに働くことが苦になりません。本記事を読んでいるあなたもそうかもしれませんね。

 しかし、無理して働くと必ず、どこかに悪影響が出ます。それは、あなたの体かもしれないし、組織かもしれません。

 自分の限界を知って、その手前でやめる勇気をもつ。人と組織を守るために、このような考え方が、今、求められていると思います。

 疲れる前に休暇を取り、パフォーマンスを維持するのです。強くしなやかなチームづくりのために、まずは、あなたの意識改革から始めましょう。