若手によっては「自分が説明し続けていても全く問題なかったのに、なぜ邪魔したんですか」と不満に感じているかもしれません。
そういう場合に、「介入したのは余計なお世話だったかもしれないけど、こちらにはこちらの事情があったので、それを説明するからもう少し待っていて」と伝えておくことは、良い予防線になります(大半の若手は、「いえ、こちらの力不足で申し訳ありません。助けていただいてありがとうございます」という反応をすると思いますが、世の中にはいろんな人がいますからね)。
また、フィードバックの内容としては
・ こちらから見えていた事象:相手が不機嫌そうになっていた、わからないなぁ……という顔をしていたなど
・ それによって感じたリスク:商談を打ち切られるリスクがあった、誤解されたまま話が進んで、契約締結時に問題になるリスクがあったなど
・ 介入時に気をつけたこと:相手の理解不足を指摘したと受け取られないこと、相手が気にしているポイント・不明瞭だなと思っているポイントを相手と同じ「聞き手」の立場で想像して、その部分を補強したなど
というような点になります。
「あなたの説明が下手だった」などの話をする必要はありません。
隣から客観的に見ていて、どう見えたか、という話をするだけで十分です。
介入した理由は、単に「そういう状況では、話者を変えることが有効だった」というだけのことで良いと思います。
その上で、若手に「~というふうに、私は思って対応したのだけど、○○さんはどう思いますか?」と意見を求めます。
一方的な言いっぱなしで終わらず、相手の理解状況を把握することは大切です。
そして、相手の意見を聞いた上で、今後に向けて、何かしら対策・対応が必要かどうかを決めましょう。
なお、話した結果、「次回は、介入しないで自由にやらせて欲しい」という若手の要望を受け入れるケースもあるかもしれません(先に述べたとおり、いろいろな人がいるのです)。
その場合は、
・ 事前レビューを行い、懸念点を本番以前に潰す
・ ミスがあっても困らない、重要度の低い打ち合わせを担当させる
のいずれかの判断をしておく方が無難です。
力量に応じた指導・サポートをするのは、マネジャーの責務です。ピンチでの損害・損耗を最小限に抑えられるように、全力を尽くしましょう。








