自由奔放で、好きなことをして生きているように思われがちな海原氏自身も、プレッシャーで寝汗をびっしょりかいた時期や、仕事で徹夜をしてへとへとになって帰宅し、そのまままた違う勤務先に出かけるなどということを幾度も経験してきたという。
「うらやましい」と言う気持ちが
仕事のパフォーマンスも下げるワケ
「誰かをうらやましがるのは、自分の心をすり減らすだけだからやめたほうがいいです」と海原氏。
「嫉妬や怒り、混乱、不安といった感情は心のエネルギーを低下させるので、自分の仕事に向けるパワーが減ってしまうのです。結果的に仕事のパフォーマンスも下がってしまいます」
誰かをうらやましく思ったら、自分の胸に(私は、その人の裏側を知らないじゃないか)と言い聞かせ、(あぁ自分の心のエネルギーが不足してしまう)と自覚すれば、そこで嫉妬をストップできるという。感情にのみ込まれなくて済むのだ。
そしてコーヒーを飲んだり、軽く外を散歩するなど、「自分の気分が変えられるちょっとしたこと」をする。ちなみに海原氏は、他の人をうらやましく感じた時「すっごく勉強する」のだという。
「勉強したり練習したり、本を読んだり。自分を成長させることに集中すると、終わった後にとても気持ち良くなります。嫉妬に苦しみ、自分のエネルギーが下がるという二重の苦しみを味わうより、こちらのほうがよほど得でしょ」と笑うのだった。
写真はイメージです Photo:PIXTA
出世できなかったとき
どう折り合いをつければいいのか
すると突然、「でも……」と、取材に同行した編集者がポツリ。
「例えば出世ってポジションの数が限られていますから、がんばっても全員ができるわけではない。どこかで折り合いをつけ、諦めなきゃいけないこともありますよね」







