シリーズ化されている古内一絵さんの『マカン・マラン』や長月天音さんの『キッチン常夜灯』、ドラマ化もされた近藤史恵さんの『ビストロ・パ・マル』や小川糸さんの『食堂かたつむり』などはあったらいいなと心から思いますし、最近では三浦しをんさんの『ゆびさきに魔法』に登場した居酒屋「あと一杯」にも惹かれました。やはり人生にレストランは必要です。

個人店の常連への一歩として
名前を覚えてもらうため予約する

 常連の定義は様々です。一般的には3回以上通うと「その店を好きな人」に分類されるようで、ある外食コンサルタントは「3回以上通っている客は放っておいていい。絶対また来るんだから。それより2回目に来る、常連になるかならないかの客を大事にしなさい」とお店に教えていました。

 ちなみに今は予約台帳がデジタル化されているので、そのお客が何回目の来店なのか、どんな嗜好なのかはアルバイトでもわかるようになっているお店も多くあります。

 まあでも、我々のような大人はいつも同じスタッフが迎えてくれる個人店の常連になりたいですよね。

 ただ、単に通っているだけでお店と接点が無いと「なじみの客」というジャンルになります。ある調査によると外食の際、約3割の人がなじみの店に行くそうですが、どうせなら常連という、いわゆる相思相愛の関係になりませんか。

 また来たいと思った店に通えば自然に常連への道になりますが、早くスタッフにわかってもらいたいなら、必ず予約を入れて名前を認識してもらうことです。電話予約であれば、こちらも店側も声の感じで相性がわかったりします。

 最近はインスタからのDMでの予約も増えていますが、どちらの場合でも丁寧で簡潔な口調、文章を心がけてください。電話では必ず名前と連絡先の電話番号を聞かれますから、メッセージの時も予約希望日時、人数、おまかせの店であればアレルギーの有無、フルネームと電話番号を明記しましょう。お店の手間がはぶけます。そして好きになったお店であれば、できるだけ早く2回目に訪れたほうが印象に残ります。