接客のプロが持つ特殊能力に驚く
常連として保つべき距離感を知る
でもお店に顔を覚えてもらうのってなかなか難しいですよね。私もさんざん苦労しました。最近は眼鏡をかけているので、少し印象に残るようになりましたが。
ただある時、イタリア料理店のシェフから「元気な声で予約してくれるから覚えています」と言われたことがありました。これが意外に大事で、某有名店では電話の感じがいい人には、予約台帳に◎を記してワクワクと待っているそうです。こんな些細なことも重要だったりします。
ちなみに飲食店のスタッフは接客業のプロだからなのか、実は私たちが思うより何倍も人のことを覚えているという、特殊能力の持ち主がたくさんいます。数年前に一度訪れただけのお店のシェフと街ですれ違った時に、声をかけられて驚いたことが何度もあるくらいですから。いつもその力を分けてほしいと感嘆しています。
難しいところですが、常連となり、どんなに親しくなっても最低限の一線は越えるべきではないと私は考えています。へりくだる必要はないですし、冗談を言い合ったり、気になるお店で食事を共にしてもいいのですが、あくまで丁寧語を基本とし、呼び捨てや○○ちゃん、といった語りかけではなく、シェフ、親方、○○さんといった呼び方は守るべきです。対等ではあっても友達ではありませんから。
シェフには敬語、スタッフにはタメ口といったダブルスタンダードも厳禁。営業中は特に他のお客さんが、馴れ合いを不快に思うこともあります。地元系居酒屋に多いですが、そういうお店に入ったら、おそらく二度と行かないでしょう。お店を愛して、繁盛してほしいと思うなら、馴れ合いの言動は慎むべきです。
常連客こそ謙虚さが必要であり
店主独占などの迷惑行為は避ける
服装もそうです。常連だからいいんだと、店に合わないラフすぎるスタイルで行くのは間違いです。
カウンターワンオペのレストランでありがちなのが、食事が終わっているのに店主を独占してやたらと話しかける人です。







