結論、このケースでは異動は難しいと考えられます。なぜなら「異動なし」という勤務地限定の合意が成立している場合、会社には転勤を命じる権限自体がないからです。
業務上の必要性があっても、契約内容を一方的に変更することはできません。今回のケースであれば合意なしでは異動させることができないため、ベビーシッターの補助など何らかの条件を付け、かつ木下さんに合意してもらえれば可能となります。
もし、勤務地限定の合意がない場合は、1時間程度の通勤圏内での異動は有効と判断される可能性が高いでしょう。
保護者のあいだでウワサに…
20代保育士、職場恋愛ってダメなの?
高橋さん(20代・女性)は、認可保育園で働く保育士です。年中クラスの担任として充実した1年を過ごし、次年度は年長クラス担任として子どもたちの卒園を見届ける予定でした。
ところが園長から、「来年度は隣の園へ行ってください」と突然、通告されたのです。
「あなた、男性保育士の野村さんと付き合っているでしょう。保護者のあいだでウワサになっていますよ。あなたがプライベートで野村さんと一緒にいるところを何度も見たという保護者からの報告もありました」と園長。
「付き合っているのは事実ですが……仕事に支障はないし、実際に何も問題は起きていません!」
高橋さんは、「仕事はきちんとこなしているのに」と納得がいきません。果たして、同じ職場で男女交際していることを理由に異動しなければならないのでしょうか?







