まず、建設費の絶対額が日本ほど高くありません。日本は職人不足で人件費が高い上、土地代が高いですが、インドネシアの工事単価は東京より安い。その分、内装や建具、建材などお客様がよく見えるところにも投資ができるので、お買い得感が出るのでしょう。
共用部やコンシェルジュなどのソフトサービスも、人件費が安い国なので、結果的にインドネシアの方がより高いサービスを受けられる。日本の同価格帯マンションより「おもてなしされている感」は強くなるでしょう。高級ホテルに近いサービスを実感できるマンションになると思います。
――インドネシアの超高級マンション市場では、他の日系デベロッパーも活躍しているのでしょうか。
プレミアムクラスの分譲マンションというカテゴリーでは、当社以外の実績はないと思います。ゼネコンが関わる例はあっても、デベロッパーとして主導する例はほぼない。日系デベロッパーとしては最もハイエンドな物件と考えています。
――日本人も購入可能とのことですが、住みやすいでしょうか。
インドネシアは非常に親日国です。人当たりが優しく、ホスピタリティが高いので、住むストレスが少なく快適に過ごしやすい。人口が伸びているので勢いを感じられる国ですね。日本人だと分かると優しくしてくれる人も多い。住んでいると前向きな気持ちになれる国だと思います。
三菱地所がかつて米ニューヨークのロックフェラー・センターを買収した時は、「日本企業がアメリカのシンボルを買った」と反発を招きました。しかし今、インドネシアで私たちがナンバーワン施設を作って提供しても、反感はほぼないと思います。
グローバル・スタンダードな質の高いビルを開発して提供することで、周辺の開発レベルも上がって、街のクオリティが上がるのが一番の理想です。日本へのさらなる親近感、信頼感の向上にもつながると思います。








