HCDGsでは、「ミッションピラミッド(※)」を共通の絶対軸と定める「Core Value」を中心に、まず従業員一人一人がその想いや価値観、実力に見合った仕事と結びつき、力を発揮する「Engagement」領域、人財の採用や教育を通じて個人や組織の可能性を拡げる「Evolution/Expansion」領域を実現することを掲げています。

※Group Mission/Purpose(存在意義)、Vision(将来ありたい姿)を明示し、それを実現するためのゴール、戦略、組織、戦術などを構造的に表すフレームワーク。
 

 さらに「Environment」領域では、個々のライフデザインに応じた働き方の提供や、多様性を尊重する職場作りを重視しています。

 世界中にお客さまがいるエンターテインメント企業として、多様な価値観やライフデザインに対応できる会社であり、世界の多様性の縮図でありたいと考えています。そのため、女性活躍推進、育児支援、LGBTQ+支援などと並び、仕事と介護の両立支援は、「Environment」領域の重要テーマの一つと位置づけています。

 社員の平均年齢が40代前半であること、地方出身者においては遠距離介護になる可能性が高いことから、2018年より制度の拡充を進めてきました。同性パートナーなど「配偶者に準ずる人」にも法的配偶者と同様に制度を適用しています。

介護休業は「通算93営業日」
より多く活用できるように整備

――セガサミーグループの介護両立支援制度について、具体的な制度やサポート内容を教えてください。

石井 当社の制度は、介護休業や介護休暇をはじめ、ほとんどの施策で法定を上回る内容です。介護をしながら働く社員を多面的かつ本格的に支援することを目的に整備しています。

 仕事と介護を両立する体制を構築するための「介護休業」は、法定では対象家族1人につき通算93日(休業日も含む)、3回を上限として分割取得も可能とされています。当社では「93営業日」以内として、より多く活用できるようにしています。