内閣府の高齢社会白書によると、日本では2040年に65歳以上の高齢者が4000万人近くに達するという。こうした見通しを踏まえて、異業種も含めさまざまな事業者が介護ビジネスに参入し、競争が激化している。だが実は、介護市場は、介護保険適用外のサービス分野など、まだまだ拡大の余地が大きい。あらゆる産業・企業で、介護ビジネスへの参入チャンスが広がっている現状を追っていく。