大ピンチがくるかもしれない…過去の教訓から学ぶべきこと
京セラには、会社を小さなグループに分けて全員が経営者のように考えるアメーバ経営という仕組みがあった。一人ひとりが主役となって働く環境が、困難な時にこそ威力を発揮したのである。
全員が痛みを共有し、電気代から鉛筆1本に至るまで無駄をなくし、1つの目標に向かって突き進んだ。危機を組織を強くするための試練だと捉え、全員の心を1つにまとめたのだ。
結果として、京セラは激動の1年間を赤字を出すことなく乗り切り、景気が回復した時には圧倒するスピードで成長を遂げた。稲盛和夫の理念は、絶望的な現実さえも希望に変える力を持っていたのである。
これから日本経済は、大ピンチを迎えるかもしれない。しかし、政府の対応、助けを待つだけでは、社会の荒波を乗り切ることはできないことは肝に銘じたほうが良い。
過去の教訓を学び、現実から目を背けず、一人ひとりが知恵を絞って助け合う先にのみ、未来への扉は開かれるのだ。








