丸目に宿る「ユルさ」の哲学
そして忘れてはいけないのがデザイン。曲線を基調とした柔らかさを感じさせるスタイル、特徴的なレッグシールド、そしてオリジナリティ溢れる2トーンカラーは、日本の町のアイコン的な存在です。肩の力が抜けたような適度に隙のあるデザインを採用したことも、スーパーカブが長きにわたり愛されるようになった理由のひとつでしょう。
スーパーカブは角型ライトを採用した時期もありましたが、後に丸目に戻っています。きっと多くの人がスーパーカブに求めたのは、シャープさよりも適度なユルさだったのでしょう。
「カブ主」たちのコミュニティ
そんなスーパーカブは、ビジネス需要はもちろん個人で楽しんでいる人もたくさんいます。定期的にスーパーカブに関するムック本や単行本が出版され、カスタムを手掛けるショップも存在します。シートやステップのカラーリングを変えたり、キャリアを付けたりして楽しんでいます。そして毎年開催されるスーパーカブのイベントには多くのオーナー(カブ主というそうです)が集っています。
庶民の移動を支えるバイクという枠には収まらず、文化の域にまで達しているスーパーカブを他業界が放っておくわけがありません。
浮世絵Tシャツから限定コラボまで――広がるアパレル展開
和風テイストで描かれたスーパーカブTシャツ(プレスリリースより)
上の写真はフェイスが製作したホンダのライセンス商品である浮世絵スーパーカブTシャツ。日本ならではの風景がポップに描かれています。ちなみに私は同シリーズのハンターカブTシャツを持っています。
これがハンターカブTシャツ。アウトドアテイストがいい感じです
スーパーカブシリーズのアパレルは他にもフーディーやロンT、サコッシュ、トートバッグなどがラインナップされています。そしてホンダもオリジナルウェアとしてスーパーカブのキッズTシャツや、スーパーカブ50ファイナルエディションのTシャツ(大人向け)を販売しています。
他にも探してみると、昭和100年祭とホンダがコラボしたものをはじめ、スーパーカブのTシャツがたくさん見つかります。







