◆無理して付き合う人と縁を切れる人の決定的な違い…絶対に使ってはいけない「あの言葉」
ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか? そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)

​【精神科医が教える】なぜ優しい人は「腐った縁」を切れないのか? 人間関係で失敗する人の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

他人が使ってくる「昔のよしみ」には要注意

私は「昔のよしみ」という言葉がものすごく嫌いです。友人でもなく、今ではもう付き合いもないような、ほぼ無関係な人に対して使われることが多いからです。

よくよく考えてみてほしいのですが、他人が「昔のよしみ」という言葉を使ってくる時というのは、たいていろくでもないケースですよね。「昔のよしみだろ」とか言って、強引なお願いをしてきたり、お金を借りに来たり、募金を頼んできたり……。

本当に普段から付き合いがある友達なら、わざわざ「昔のよしみ」なんて言う必要はありません。純粋にやってみたいことや協力したいことなら自然と手伝うはずですから、昔どうだったかはどうでもいい話なのです。

自分が事実として使う分には問題ない

もちろん、自分が使う時はまだいいのです。古い友達と飲み屋などで会って、お店のマスターに「どういうお知り合いですか?」と聞かれた時に、「昔のよしみですよ」と答えるような使い方は、単なる事実ですから全く問題ありません。

しかし、誰かが「昔のよしみだろ、お前」などと迫ってくる時は、たいていいいことがありません。実際にはそこまで深い「よしみ」でもなかったりします。ですから、この言葉を使われたら要注意です。

「昔からの知り合いだから」という呪い

今日一番お伝えしたいのは、たとえ本当に昔からの友人や知人であったとしても、「昔からの知り合いだから大事にしなければいけない」「関係を続けなければいけない」と思い込むのは「呪い」だということです。

昔からの知り合いや、親友だと思っていた人でも、人は時間とともに変わっていきます。次第に相手の言動に違和感を覚えることもあるでしょう。「もし今の段階で出会ったとしたら、絶対に仲良くならないだろうな」という状態になっている人もいるはずです。

そうなった時に、「昔からの知り合いだから」「昔からのよしみだから」という理由だけで、だらだらと関係をつなぎ止めておくのは良くありません。