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落ち着きがない、突発的な行動をする、「ダメ」と言ったことを繰り返すーー。発達障害やグレーゾーンの子どもの問題行動は特性によるものと考えられがちだが、“身体の状態”が大きく関係している可能性がある。身体を整えることで行動が変わる。その意外なアプローチを、理学療法士の視点から紹介する。※本稿は、池上 悠『子どもの気になる言動が改善する からだの使い方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
生まれ持った特性の影響も
身体を動かすことで変えられる
日常生活のなかで、こんな様子が気になることはありませんか?
●集中力が続かず、気になったものに飛びついてしまう
●よく泣いたり、怒ったりする
●言葉の理解や表現が苦手で、コミュニケーションが難しい
●引っ込み思案で、1人でこもりがちになる
成長途中の子どもは、理性の力や社会経験がまだ十分でないため、こうした姿は自然なことです。急に泣き出したり、目に入ったものに夢中になったりする様子は、どんな子でもありますよね。
ただし、このような言動が目立ち、日常生活にも影響してくる場合、発達障害やグレーゾーンと診断されることがあります。
発達障害やグレーゾーンというと、「生まれもった特性なので、変えられないのでは?」と思う方も多いかもしれません。
確かに遺伝的要素や脳の特性は影響します。でも実は、それだけが原因ではありません。運動や食生活など、後天的な環境要因も大きく関わるとされています。
どんな子も心身が健康的に発達していくためには、十分な栄養をとり、さまざまな経験を通して刺激を受け、自分で身体を動かす時間が大切です。







