同書より転載 拡大画像表示
私と同じように必要なものはあり、不要なものはない生活を目指すなら、絶対に避けて通れない2つの問いです。
この問いは表面的には「お金の使い方」に関するものに見えるかもしれません。しかしこれはあなたの人生に必要なもの、不要なものをはっきりさせる問いです。
必要性という判断軸で、はっきり境界線を引くこと。引いたらその線を越えるような行為はしないこと。数学のように潔く明確に。シンプルですね。
物を所有するために買う
“購入”の考え方を変えてみる
あなたは物を“購入”するために、お金を使うと思っていないでしょうか。もちろんそれは間違ってはいませんが、私はこう思っています。
物は“購入”するものではなく、“所有”するものである。そして“所有”するためにお金を使っている。
「買い物」という言葉があります。もちろん私も日常において当たり前のように使う言葉です。しかし私は、買い物という行為は「物そのもの」を買っているというよりは「物の所有」を買っていると考えているのです。
そう考えることで、買い物をする際に所有の意味を考えて判断することができるようになります。これは決して難しいことではなく、とてもシンプルな数学的思考によるものです。具体的には、所有する回数(あるいは時間)という数量概念を用いて単位変換することを指します。
誰でもイメージできるよう、服を例にして説明してみましょう。
私が10万円のジャケットを購入しようか悩んでいるとします。高額ゆえに生地やデザインが素敵です。ベーシックでありながら、誰が見ても上質なものであることがわかります。そこでこのジャケットを何年着るか決めます。
ここで重要なことは、購入後に決めるのではなく購入する前に決めるということです。とてもシンプルな作業であり、やろうと思えば誰でもできます。







