板東浩二はNTTぷららの実質的な創業者で、「ひかりTV」事業の創始者だ。2021年に船井電機社長に就任、1年で名誉会長になったが、その後同社は事実上倒産した。徳島大・電子工学科卒だ。
大田佳宏は、高度数学を応用したAIソリューションサービスの研究・開発を行うスタート・アップのArithmer(アリスマー)の社長兼CEOだ。大田は2015年から東大大学院数理科学研究科特任教授で、16年に東大発ベンチャーとして同社を設立した。
長尾収は三井物産出身で、インフォマート社長、QDレーザ社長などを歴任した。
堀淵清治は、「クール・ジャパン」とほめられる日本の漫画やアニメを、米国に流通させた立役者の一人だ。
神田裕行は、東京港区愛宕の日本料理店「かんだ」のオーナーシェフだ。レストラン格付け本「ミシュランガイド東京版」で18年連続(2025年時点)、三つ星を取っている店だ。神田は城南高校を卒業後に渡仏し、04年に独立開業した。
政官界にも
多くの卒業生
政治家では民主党政権で活躍した衆院議員(当選6回)、弁護士の仙谷由人がOBだ。内閣官房長官や法相などを務めたが、2012年の衆院選で落選し、政界を引退した。城南高校から東大法学部に進み、新左翼の学生運動をしながらも5年次在学中に司法試験に合格した俊才だった。2018年に死去した。
現職の衆院議員では自民党所属の山口俊一が13選しており、沖縄・北方、科学技術担当相などを歴任している。青山学院大卒で、徳島県議から国政に転じた。
戦前の政治家では、蔵相の藤井真信、衆院議長の秋田清らがいた。
阿南惟畿(あなみ・これちか)は1945年4月に、鈴木貫太郎内閣の陸軍大臣に就任し、敗戦の責任をとって45年8月に割腹自決した。内閣制度発足後、現職閣僚が自殺したのは、これをもって嚆矢(こうし)とする。阿南は、徳島中2年の時に陸軍幼年学校に移った。
阿部邦一、原菊太郎は戦後、徳島県知事をした。
官僚では、大蔵官僚だった高木祥吉が金融庁長官やゆうちょ銀行社長を務めた。厚木進も元大蔵官僚で、日本郵政副社長を務めた。
重松博之は会計検査院長を務めた。東大経済学部卒後、検査院に入った。
四宮章夫は裁判官出身の弁護士で倒産・事業再生を専門にしている。
園尾隆司は破産法の専門家であり、名物裁判官として知られている。東京地方裁判所民事20部総括判事時代に破産・民事再生などを担当した。退官後、弁護士になり、東日本大震災事業者再生支援機構取締役になった。







