画家では、伊原宇三郎、水口裕務らが卒業している。

 佐藤タイジはミュージシャン、ギタリスト、音楽プロデューサーだ。

 作曲家の三木稔、現代音楽作曲家の松岡あさひ、ソプラノ歌手の河口三千代、ギタリストの川竹道夫、堀尾和孝らがOB・OGだ。

 賀川豊彦は、大正、昭和期のキリスト教社会運動家として名を残している。神戸市のスラム街に住み込み、救貧活動を続ける一方、1920年には自伝的小説『死線を越えて』を出版、100万部を超えるベストセラーになった。

 宗教法人「幸福の科学」の創始者、大川隆法が卒業生だ。東大法学部に進学し、商社のトーメン(現豊田通商)に入社したが5年で退職し、1986年に立宗した。2023年に66歳で死去した。

文武両道の精神で
多くの生徒が部活動に参加

「多くの生徒が部活動に参加し、文武両道の精神で勉学との両立を図っている」と、同校は胸を張っている。

 科学部地学班は、2015年に国際天文学連合によって太陽系外惑星系の名前の公募と投票が行われた際、いるか座18番星の主星にMusica、惑星bにArionという名前を提案し、採用された。

 スポーツでは、水泳の源純夏(すみか)が城南高校2年生だった1996年にアトランタ五輪に、中央大時代の2000年にシドニー五輪に出場した。シドニーでは、400メートル・女子メドレーリレーにアンカーの自由形で出場し、銅メダル獲得に貢献した。2012年に徳島ライフセービングクラブを設立し、代表として活動している。

 川真田(かわまた)紘也は男子プロバスケットボール選手(身長204cm)で、城南高校から天理大に進学、Bリーグの佐賀、滋賀、長崎でプレーしている。日本代表メンバーにもなっている。

 硬式野球部は2011年春の選抜高校野球大会に、「21世紀枠」で出場した。旧制徳島中学で野球部を創設以来、113年目にして初めての甲子園出場だった。監督は、母校出身の森恭仁。初出場ながら対報徳学園戦で初戦を飾り、対鹿児島実業高校の2回戦で敗れた。(敬称略)

(フリージャーナリスト 猪熊建夫)