私も誰かと一緒に食いに行くときがあっても、店内に一歩入ったらしゃべらない。それさえ理解して守ってれば、ぜんぜん居心地悪い空間じゃありません。

 二郎がなんで無言の空間になったかっていうと、外で並んで待ってる人がいるから。思いやりの気持ちから始まってるんです。

 じゃあ食うのが遅い人はどうなんの?って思いますよね。そういう人は怒られません。遅くても、黙って食ってれば一生懸命な気持ちは伝わります。黙って食ってて遅い人はしょうがないよね、この人なりに一生懸命食ってくれてんだなってわかってくれます。ただ食い終わったあとに携帯いじったり喋ったりしてると、やっぱり怒られちゃうわけです。

 なんで噂がひとり歩きしてるのかっていうと、これ以上混んでほしくないとか、二郎を自分だけのものにしたいとか、利権を守りたい悪い政治家みたいな闇落ち二郎ファンがいるからです。そういう奴らが二郎に行ったことない人にマウントとって新規参入させないようにしてる。本当に二郎が好きならそんなことするべきじゃない。よくない。

 私は二郎のおいしさを伝えたい。行ったことない人のために、ちょっと頭の中で二郎に行ってみましょうか。

トッピングのコールは
ニンニクマシがおすすめ

 まずは注文です。「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」の4つ、トッピングのコールがあります。

「ヤサイ」は麺の上にのってるもやしとちょっと入ってるキャベツの量。「ニンニク」はニンニクの増減。「アブラ」は背脂の量。「カラメ」はタレの濃さ。それをたとえば「全部マシマシで」とか「全マシで」とか言うと、その4つが増量された状態で出てくる。もちろん少なめとか、ニンニク抜きもできます。

 人それぞれなんですけど、私はいろいろためした結果、「ニンニクマシ」だけにたどりつきました。ヤサイはすでに量が多いんですよ。アブラも増さなくても多い。ニンニクだけは多めにするのがおすすめです。