「努力しているのに、なぜか評価されない」
そんな経験はないだろうか。遅くまで働き、目の前の仕事もこなしている。それでも、小さい仕事ばかり任されてしまう人がいる。一方で、同じように働いていても、なぜか評価され、大きな仕事を任される人もいる。
その差は、努力の量ではない。「必要なのは、努力の向きを変えることです」と語るのは、815社・17万3000人の働き方を分析してきた専門家・越川慎司氏だ。同氏の著書『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』では、職場で評価される人たちの共通点が明らかにされている。この記事では、評価された人の37%が実践していた「ある習慣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
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朝の挨拶、なんとなく小さな声で済ませていないか
「おはようございます」
一応は言っているものの、相手に届いているかどうかもよくわからない小さい声ですませている人は少なくない。
忙しい朝ほど、挨拶は“形式的”になりがちである。
しかし、その挨拶こそが、評価の差を生んでいる。
815社17万人を分析し、職場で評価されている人たちの共通点を解析した書籍『会社から期待されている人の習慣115』では、次のように示されている。

イラスト:カワバタユウタ
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より引用
63デシベルという大きさのイメージはつきずらいかもしれないが、評価されている人ほど「しっかり聞こえる声」で挨拶しているということがわかる。
期待されている人は「明るく、はっきり」と挨拶している
期待されている人たちは、声の大きさだけでなく“トーン”にも特徴がある。
同書では、次のように示されている。
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より引用
声のトーンは、その人の状態を映す。
暗い声は、不安や疲れを感じさせる。
明るい声は、前向きさや意欲を伝える。
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より引用
とも指摘されている。
挨拶は単なるマナーではない。
「前向きに仕事をしている」と伝えるサインなのである。
朝の挨拶が「職場の空気」も変えていた
さらに、挨拶にはもう一つ別の重要な役割がある。
同書では、その点について次のように述べられている。
実際に、多くの職場を観察してみると、彼らが発する大きな挨拶と、その挨拶への返答がきっかけになって職場に会話が生まれ、それまで静かだったオフィスが仕事モードに切り替わっていました。
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より引用
挨拶は自分のためだけではない。
周囲の空気をも動かす。
「おはようございます」を大きな声で言う。
たったそれだけで、一日の印象が良くなり、やがて評価にもつながっていくのである。
(本稿は、『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』の内容を引用して作成した記事です)






