「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」「一生使える知識やマナーが学べる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。本記事では、その中から親が教えておくべきおやくそくを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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GW明け「学校に行きたくない……!」
「去年の5月は本当に大変だったんだよ……」
こんな話を小学2年生のお子さんをもつママさんから聞いた。
話を聞くと、入学したての4月は問題なく学校に通えていたものの、GW明けすぐに、「学校に行きたくない」とお子さんが言い始めたそうだ。
そのママさんは、学校で友達関係のトラブルがあったのか、勉強についていけていないのではないかと心配したそうだ。だが、理由は違った。
改めて、なんで行きたくないの?お子さんに聞いたところ、こう答えたそうだ。
「う~ん、だってさ、学校に行ったら授業もたくさんあるし、忙しいんだよ。それにさ、おうちに帰ってきたら、宿題もやらなきゃいけないし、習い事もあるし……」
そう、お子さんは慣れない学校生活に適応するために頑張り過ぎてしまっていたのだ。
そのママさんはこう話していた。
「小学校も最初のうちは疲れを感じにくいけど、5月になると少し慣れてきて疲れを感じやすくなるよね。だから、生活習慣をしっかり整えないといけないと思ったよ」
生活習慣を親子で整えよう
生活習慣といっても、「ごはんを食べる」「良い睡眠をとる」「外から帰ってきたら手を洗う」など、その内容は幅広い。
しかも、親としては「どこまで、どう教えればいいのか」が意外と難しい。
そこで、そのママさんが活用してくれたのが、『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?」という本だ。毎日の生活で身につけておきたい「生活のきほん」が、一冊にぎゅっとまとまっているのが本書の特徴である。なかでも、お子さんと一緒に寝る前の習慣を確認するのに役立ったのが、「ねるじゅんびをじぶんでしよう」という項目だったそうだ。「寝る前に何をするか」がはっきりしたことで、寝る時間の流れが自然と整い、以前よりスムーズに眠れるようになったという。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
① つかった ものを もとの ばしょに しまおう。
② はみがきを しよう。
③ めざましどけいを セット しよう。
④ ねる まえに ほんを よむのも たのしいよ。
(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用)
GW明けの子どもは、大人が思っている以上に疲れている。
だからこそ大切なのは、「頑張れ」と気合いを入れることではない。
毎日の生活を整え、「ちゃんと寝る」「準備をする」「安心して休める」という土台をつくることだ。
新生活を乗り切る力は、特別な才能ではなく、こうした小さな生活習慣の積み重ねから育っていくのかもしれない。









