第二新卒から中高年まで必見! おいしい公務員試験#7Photo:PIXTA

日本の社会システムを土台から支え、民間企業や私たちの生活に最も密接に関わる重要な公務員を知っているだろうか。それは、キャリア組といわれる「国家総合職」でも、身近な「地方公務員」でもない。実は、「国家一般職」と呼ばれる人々だ。連載『第二新卒から中高年まで必見! おいしい公務員試験』の#7では、民間のビジネスパーソンも仕事で密に接することが多いのに、知っているようで知らない「国家一般職」のリアルに迫る。(「公務員のライト」専任講師 横溝 涼)

「公務員」と聞いて、あなたはどのような姿を想像するだろうか。

 テレビドラマやニュース番組でよく目にする、国会で政治家の後ろに控えたり、夜遅くまで「霞が関(国の中央省庁が集まる場所)」で国の法律作りに奔走したりする「エリート官僚」の姿だろうか。それとも、身近な市役所や県庁で窓口業務や地域振興に汗を流す「地方公務員」の姿だろうか。

 日々、公務員試験の予備校で数多くの就活生や転職希望者と向き合っている筆者からすると、世間の公務員に対するイメージは、この「一部のエリート官僚」か「身近な地方公務員」のどちらかに極端に偏っているように思う。

 しかし、実際は異なる。日本の社会システムを土台から支え、かつ民間企業や私たちの生活に最も密接に関わっている非常に重要なポジションが、世間のイメージからスッポリと抜け落ちているのだ。

 それこそが本稿のテーマである、「国家一般職」と呼ばれるポジションである。

 民間企業の人々に「国家一般職って、どんな仕事をしているかご存じですか?」と質問すると、そのほとんどが首を傾げる。「普通の公務員のこと?」「エリート官僚のサポートをする事務の人?」といった、漠然としたイメージしか湧かないのではないだろうか。

 無理もない。「一般職」という名称自体が非常に曖昧で、その仕事の役割を十分に表していないからだ。

 次ページでは、知られざる「国家一般職」のリアルを徹底解剖。彼らが一体どこで、どのような仕事をしているのか、その「仕事の正体」に迫る。民間のビジネスパーソンにとっても、実は仕事上で最も関わりが深いのが、この国家一般職の人たちだ。また、近年は、その隠れた魅力を知った公務員採用試験受験者からの人気もうなぎ上り。ぜひ、その実像を知ってほしい。