Photo by Yoshihisa Wada
コンサルビッグ4の注目株として、ここ数年で業績を急拡大させてきたのが、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)だ。長期連載『コンサル大解剖』では、EYSCの近藤聡社長のインタビューを前後編の2回にわたってお送りする。前編となる本稿では、直近の業績やAIの台頭による変化を聞いた。“AIリストラ”や採用抑制などが叫ばれる中で、意外にも、近藤氏は「AIによる人員代替の計画は現時点ではない」と断言する。その真意は。(聞き手/ダイヤモンド編集部 山本 輝)
EYコンサルは2桁成長をキープ
グローバルのAI投資の方針は?
――直近の業績はいかがですか。
相変わらず成長を続けています。これだけの規模感なのでかつての30、40%成長というのは難しいですが、2桁台での成長ではあります。
昨年度については、約11%の成長となりました(2024年6月期から25年6月期にかけて。テクノロジーリスク関連の人員移管の影響を考慮)。今期も同率ぐらいで成長をしている状況です。
採用人数も以前お話ししたのと同様の規模感で増やしているので、あまり特別な変化があるというわけではないですね(『EYコンサルの売上高が大台目前も「今期は休みの年」!?デロイト出身の社長が明かす、発言の真意と大量採用計画の中身』参照)。
――例えば人員の成長率に比べて売上高の成長率が高い、生産性が上昇しているといった変化はないのでしょうか。
次ページでは、AIの台頭による人員計画などへの考え方を近藤氏が明かす。また、グローバルでのAI投資方針や、グローバルとの議論について、これまでの経緯も含めて赤裸々に語った。「ミニアクセンチュアを目指さない」――。そんな近藤氏の発言の意味とは。







