コンサル大解剖Photo:IR_Stone/gettyimages

コンサルティングファームの業績の勢いを如実に反映するのが、各社の人員数だ。長期連載『コンサル大解剖』の本稿では、主要コンサル33社の最新の人員数と過去2年間での増減率を公開する。アクセンチュアが3万人の大台に到達する目前のほか、国内系コンサルで高い成長が見られた一方、ファーム間の濃淡も浮き彫りになっている。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

コンサル業界は10万人規模に
“AI脅威論”でも成長は持続か

 AI脅威論がコンサルティング業界に根強くはびこる中でも、国内のコンサル業界の業績は極めて好調だ。

 いまや国内系のコンサルの筆頭となったベイカレントは、2026年2月期の売上高が1483億円、前期比で27.8%増と、引き続き驚異的な成長力を見せている。AIそのものの活用ビジネスといった需要が増えているほか、ベイカレントが主力とするようなPMO型の案件についても、ある業界関係者は「現場の利害調整などが絡む業務のため、AIに代替されづらい領域だ」と指摘する。

 では、各社の業績の勢いを示す“バロメーター”である、最新の人員数はどうなっているのか。そこで今回、ダイヤモンド編集部が独自集計した、主要33ファームの24年春から26年6月までの人員数推移の最新版を公開する。

 昨年は、ベイカレクローンに代表される国内ファームの急成長が注目の年となった。数値上でも、その驚異的な伸びがはっきりと現れた。また、コンサル業界の雄であるアクセンチュアも依然成長を続けており、最新の人員数は3万人の大台に迫った。

 33社の人員数の合計は足元で約9万7000人と、コンサル業界自体の膨張も浮き彫りとなった。一方、減少が目立つファームもあり、各社の明暗も分かれ始めている。次ページでその結果を確認していこう。

集計対象企業
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー、A.T. カーニー、アーサー・ディ・リトル、ローランド・ベルガー、アクセンチュア、キャップジェミニ、デロイト トーマツ、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)、KPMGコンサルティング、PwCアドバイザリー、KPMG FAS、アビームコンサルティング、ベイカレント、ライズ・コンサルティング・グループ、Dirbato、ノースサンド、ビジョン・コンサルティング、野村総合研究所、三菱総合研究所、NTTデータ経営研究所、Ridgelinez、シグマクシス、フォーティエンスコンサルティング、リブ・コンサルティング、タナベコンサルティング、山田コンサルティンググループ、船井総合研究所、ドリームインキュベータ、リヴァンプ、経営共創基盤