松屋で見た光景を思い出す……
「なんとも言えない共通点」も
僕が担当する洗い場のちょうど目の前に持ち帰り・配達用カウンターがあったのですが、そこに60代ぐらいのおじさんがやってきてホール係のバイトさんになにか話していました。要領を得ない感じで問答が続いていたので、僕に洗い場の仕事を教えてくれた厨房のバイトさんが対応をすることになりました。
どうやら前日、持ち帰りした商品に不備があったということを話されており、バイトさんは「レシートとか、なにか購入を証明するものはないですか? お持ちでないですか? それだと対応ができないんです」と何度も説明をしています。
お客様は「なんとかならないの?」としばらく粘っていましたが、最終的には「それならば、いい」とお帰りになっていきました。
バイトさんがちょっとげんなりした感じで厨房に戻ってきたので、「大変ですね。こういうこと、よくあるんですか?」と聞いてみました。
「レシートや領収書がないと返金はできないんですよ。証拠がないのに返金したら、レジのお金が合わなくなっちゃうんです」
「そうですよね。上の人に説明できないし、レジのお金、盗んだと思われても嫌ですもんね」
「そうなんですよ。あのお客様、以前にもレシートなしで前日に食べたものに不備があったと言ってきて、とても困りました……」
と事情を教えてくださいました。
そんな話をしながら、以前に松屋で働いた時にもちょっとしたことで激怒し、クレームをおっしゃっていたお客様がいたことを思い出しました(詳細は『ブチギレ客にも神対応…40代タイミーおじさんが「松屋」で衝撃を受けたパートおばさまの“超人的な働きぶり”』)。
あのお客様も今回の方と同じぐらいの年代の男性だったんですよね。こんなところまで共通点が見えてきて、なんとも言えない気分になりました……。
とはいえ、このベトナム人バイトさん、しっかり日本語でクレーム対応までこなしていて本当にすごいですね。「あなた、すごすぎるよ!」と超リスペクトしてしまいました。
いい調子で食洗機を3時間、フル稼働させ、無事に退勤時間となりました。
バイトさんから「そろそろ上がってください。助かりました! また来てください。まかないも70%引きの料金で食べられるんで、ぜひ食べていってください!」とありがたいお言葉をいただき、社割価格で牛丼と限定メニューのセットを食べさせていただきました。
三大牛丼チェーン店バイトグランドスラムを成し遂げた大きな満足感とともに食べる吉野家のまかないは、格別の味わいでした。やっててよかった、スキマバイト! 次はどのチェーン店で働こうかと日々、思案中です。










