「登録事項等証明書」を取り寄せれば
クルマの過去が分かるが…
もちろん、全てのレンタカー業者や中古車買い取り業者が、こうした人の死や重大事故に関わった車両の流通に関与しているわけではない。死亡事故に関わったオーナーも、全員が「知らん顔」で中古車店にクルマを売り払っているわけではなく、廃車を選択している人も存在する。
とはいえ、納得のいくクルマ選びをするためにも、一般消費者はこうした中古車市場の裏事情を頭に入れておくべきだろう。
中古車に乗っていて少しでも怪しい点に気付いたら、運輸支局の窓口で登録事項等証明書の保存記録を取得してほしい。請求が通れば、その車が辿ってきた履歴や、登録時点の所有者情報(住所など)が分かる。
だが、前オーナーの住所に手紙を送って返事が来る保証や、正直に話してくれる保証はどこにもない。不動産とは異なり、中古車の過去ははっきりとは分からない。私たちは何も知らないまま、「人の死に関わったクルマ」のハンドルを握っているかもしれない。







