もし経由地がなければ、「3カ月後にマイナス6キロ」という大きな数字だけがプレッシャーとしてのしかかります。しかし、「今月マイナス2キロ」であれば、「夜の炭水化物を少し減らそう」「1駅分だけ歩こう」といった、現実的なアクションが浮かんでくるはずです。
具体例(2)商材を1カ月で
100個売る営業職の場合
次に、営業職の方などがイメージしやすい、シンプルな「量」の目標で考えてみます。あなたが今月、営業部の一員として「個人目標で100個の販売」を任されたとします。
このように期間が短く、やるべき行動がはっきりしている場合は、「時間軸」で区切るのが最も確実です。「1カ月(約30日)」という時間を3等分して、10日ごとの経由地を設定します。
出発地(現状)
・販売数0個(1日目)
経由地1
・累計30個販売(10日目)
※まずは最初の10日でペースをつかみます。既存の顧客リストへの案内など、確度の高いところから着手します。
経由地2
・累計60個販売(20日目)
※月半ばは中だるみしやすい時期ですが、「20日目までに60個」という基準があれば、遅れているかどうかが一目でわかります。
目的地(最終)
・累計100個販売(30日目)
このように、時間を均等に割って経由地を置く方法は、シンプルですが強力です。「上旬・中旬・下旬」と区切ることで、「月末にまとめて数字を作ればいいや」という先延ばしグセを防ぐことができます。
「今日のアポイントが取れないと、10日目の経由地に届かない」
そう気づくことができれば、自然と「今日やるべきこと」を行動に移せるようになります。これが、基本の経由地設定です。
具体例(3)5カ月後に100人を
集客しないといけない場合
3つ目は、応用編です。あなたが社内のセミナーやカンファレンスの企画担当となり、「5カ月後の開催日に100人を集客する」という目標を立てたとしましょう。
経験の浅い人は、これを具体例(2)と同じように「時間軸(割り算)」で考えてしまいます。「5カ月で100人だから、毎月20人ずつ申し込みが入ればいい計算だ」と。







