(1) 2008年9月12日のメールより

 田中久雄氏から下光秀二郎カンパニー社長、〈PC社〉経理部長へ、「本日の西田社長への報告」

 本日午前中に西田社長への月例報告時にPCの今期損益について詰問されました。状況は大変厳しいが、下光カンパニー社長との今朝打ち合わせをしてODMへの部材押し込み、支払延期等の折衝の為、下光カンパニー社長に同行して台湾に23日~24日に出張する旨報告しました。西田社長からは東芝は本当に苦しいので宜しく頼むとのお言葉がありました。(原文ママ)

 下光秀二郎カンパニー社長から田中久雄氏への返信、「Re:本日の西田社長への報告」

 田中さん、情報ありがとうございます。午後一番で西田さんのところに見込みの説明に上がった際、“暴走を期待している!”とのお言葉をいただきました。

(2) 2008年12月18日のメールより

 〈PC社〉経理部長から下光秀二郎カンパニー社長へのメール

 下光カンパニー社長殿
 田中上席常務のご依頼により3トップの緊急打合せを勝手ながらセットしました。打ち合わせの内容は、PC事業の第3四半期(12月)の着地目標を決め、ODMへCR(コスト削減)をいくら要求するか台湾出張前(田中上席常務は日曜日出発)にすりあわせです。西田社長より田中上席常務へ再度損益改善の要請(ゼロまで?)があったとのことです。セミコン社他が大変な状況の中、何とかして欲しいとのことです。9月同様、ODMに部材を押し込みCR(コスト削減)を獲得するなら、期末月の3月より12月の方が良いとのことです。

 以下、〈PC社〉経理部長の意見及び質問を率直に田中上席常務に伝えました。

1.PC事業だけのことを考えれば、第3四半期は赤字にして、第4四半期皆で頑張るほうがよい。理由は、これだけ〈PC社〉の中で大変大変と言っている中で、最後にまたCR(コスト削減)でお化粧をしてしまうと、前線に危機感が伝わらず、挽回策の打ち手が遅くなる。
 (田中氏)PC事業にとっては、その通りだと思う。セミコン社が大変な状況で、これに加えてPCもとなると、東芝全体として大変なことになる。西田社長を助けられるのはPCしかない。インフラも今回見込を落としてきた。