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関西で「マクド」が使われる理由として、アクセントによる仮説を紹介しよう。関西の若者言葉では、省略語は2拍目にアクセントが来ることが多い。「ミスド」や「ファミマ」、「ユニバ」といった3拍の省略語は、関西では「低高低」のアクセントで発音される。
言語学者の橋本礼子は、「『マック』では、京阪式アクセントの『低高低』を当てはめようとすると2拍目が『ッ』となってしまい聞こえない拍となるので、関西地方ではあまり好まれなかったのかもしれませんね」と推測する。
橋本の言う「京阪式アクセント」とは、東京式と並ぶ日本語の主要なアクセント類型で、近畿や四国において使用される(図1-2)。
京阪式アクセントが理由なのだとすれば、関西だけでも西日本全体でもなく、「近畿と四国」で「マクド」が使われることも納得がいく。
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