「45歳定年制」炎上と
日本の経営者の三重苦

職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法〈再配信〉サントリーホールディングスの新浪剛史社長 Photo:JIJI 

「日本特有の問題として、解雇権濫用法理に基づく解雇制限、不利益変更禁止の原則に基づく減給制限などがあります。加えて、近年では少子高齢化を背景に定年延長などが進められており、経営サイドにとっては三重苦のような状況が発生しています」

「多くの経営者が頭を悩ませているのは間違いありません。とはいえ、サントリーホールディングスの新浪剛史氏が『45歳定年制』発言をしたときの世論の反発をみる限り、現状を変えることは難しいかもしれません」

「働かないおじさん」が自分のチームにいたら非常に迷惑に感じる半面、「明日は我が身」と彼らに同情的な世論も存在している。

 東洋経済オンラインの月間アクセスランキング1位になっていた《職場の「働かないおじさん」が隠していた凄い武器》という漫画記事には、典型的な「働かないおじさん」である乙原保(おとはら・たもつ)というキャラクターが登場する。

 同僚からは「ろくに仕事していない」「老害って感じじゃん」「だいたい午後は行方不明になる」「デスクの上に堂々と漫画置いてる」「喫茶店でばっかり見かける」などと評判が悪い。

 本人も「わたしはあんまり仕事したくないんだよ」「このまま緩く定年を迎えたい」などと言い出す始末。完全に確信犯である。