ターゲット客は?
やっぱりインバウンド?
まず、ブランド時計が目に入り、その隣にはコスメ売り場がある。家電もあるが、主に目に入るのは美容家電だ。スーツケースもある。なるほど、ここは訪日外国人客(インバウンド)が買いたいものがフルセットで集まっているイメージだ。
仕方がないことだろう。爆買いブームは落ち着いたとはいえ、家電量販店といえばインバウンド御用達ショップのひとつ。お金を落としてくれるインバウンドの消費意欲をそそる売り場構成は欠かせないだろう。
これはヨドバシだけではない。「ブランド時計+美容家電+コスメ+スーツケース」の4点コーナーは、お向かいのヤマダデンキLABI池袋本店でも見かけた。
そもそも家電とは、卵や豚肉、靴下のように日常的に買われるものではない。今回の開業タイミングこそボーナスシーズンに当たり、エアコンなど夏物家電の売り時ではあるが、長く売り上げを確保するにはターゲットが日本人だけでは心もとないのが正直なところではないか。
もうひとつ、驚いたのは5階おもちゃ・ホビーのフロアだ。大量のカプセルトイ・マシンがずらりと並ぶ光景には度肝を抜かれた。ゲームやキャラクター商品も充実している。
今の時代、このフロアを目指してくるメイン層は子どもではない。キャラ好き、フィギュア好き、「ぬい活」(ぬいぐるみ好きで写真をSNSにアップするなど)が趣味の若い女性やカップルの姿が目立つ。
もともと池袋は、アニメ好きやオタク女子の聖地。この点は、マニアックな訪日客にも浸透している。街中で巨大なぬいぐるみを抱えた外国人の姿を見かけることもしばしばだ。
家電やコスメに続く、インバウンド向け第三の売れ筋商材として、カプセルトイやぬいぐるみ、キャラクターアイテムを強化しているのだろう。
カプセルトイが大人気(写真はイメージです) Photo:PIXTA
池袋にはコスプレする女性やインバウンドも集まる(写真はイメージです) Photo:PIXTA







