株価チャートとビジネスパーソンのミニチュア写真はイメージです Photo:PIXTA

2000億円超の日本株を運用したファンドマネジャーの筆者は、PER(株価収益率)の高低だけで、株価が割安か割高かを判断してはいけないと説く。例えば、かつてこの指標が低かったユニクロも、現在は高く評価されている。そこで投資上級者でも難しいとされるPERの読み解き方を、具体例を交えて指南する。※本稿は、窪田真之『「超」成長株の見つけ方』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

割高・割安を見極める
PERは投資家に必須の株価指標

 世の中にはいろいろな株価指標がありますが、PER(株価収益率)だけは必ず見るようにしましょう。

 どんなに良い会社の株でも、PER300倍だったら高すぎて買うのを止めた方が良いかもしれないのです。反対に、成長期待が低い会社でもPERが8倍だったらお買い得かもしれないのです。そういった感覚を、ぜひ身につけてください。

 ただここで勘違いしないでいただきたいのは、PERは低ければ低いほど良いというわけではないことです。

 なぜなら、急成長が間違いない会社の株ならば、仮にPER300倍でも「お買い得」のことがあるからです。

 逆に、構造不況で衰退していく会社の株ならばPER8倍でも買うべきではないでしょう。そういったことも、PERを見ながら株式投資の経験を積んでいくと、わかってくると思います。

低PER株には要注意
思わぬリスクが潜むことも

 しかし一方、PERがいつも低い株には、思わぬリスクが潜んでいることもあります。