薬剤師の母親が仕事後と早朝に
課題の採点と学習の進捗チェック

 結莉さんがサピックスに通い始めたのは小学2年生の3月のこと。当時から中学受験を意識していたが、4年生で受験勉強が本格化して宿題が増えたことで、親としての関わり方を見直さざるを得なくなった。

「2人ともフルタイムで働いているのでとにかく時間がなくて。娘、父、母がやることを週ごとにエクセルの表に記入し、終えたらそれぞれがチェックするようにしました」(夕佳里さん)

 夕佳里さんは薬剤師として薬局に勤務。帰宅後や早朝に、課題の採点や学習の進捗チェックを行った。「仕事と中学受験を両立できるのか悩んだ時期もありましたが、覚悟を決めてやればなんとかなるもんですね」と、当時を振り返る。

桜蔭合格を勝ち取った「フルタイム共働き夫婦」、薬剤師の母が“覚悟を決めて”早朝に取り組んだこと母親の夕佳里さんがファイリングした塾のテキスト。薬剤師として、自身が日々知識をアップデートする際の資料整理の方法を応用した。