澁澤倉庫はフィリピン人ドライバーの
人材供給事業を開始予定
外国人ドライバー育成を新規ビジネスと位置づけるのが、澁澤倉庫だ。同社は特定技能の在留資格を活用したフィリピン人ドライバーの人材供給事業を開始予定。フィリピン現地での人材募集・教育育成から日本国内での定着に至る全プロセスを一気通貫で支援する。
フィリピン現地での人材募集や選考・教育は、澁澤倉庫のフィリピンでの物流事業における現地パートナーであるフィリピンTDGグループの傘下企業が担当。日本国内での支援はグループ内の澁澤コネクトが担当し、出入国手続きや行政手続き、コンプライアンス研修、日本での生活立上げ支援までを広範的にカバーする。
育成した人材は、澁澤倉庫のグループ内で順次受け入れ予定。安全教育や定着のノウハウを蓄積したのち、グループ外の物流企業へも提供する「トータル人材ソリューション」として事業拡大を目指す。
なお、外国人ドライバーの採用・教育が進む中、政府は1月23日に特定技能制度、育成就労制度の対象に「物流倉庫」分野を追加。3月末に閣議決定された「総合物流施策大綱2026―2030」でも特定技能制度や育成就労制度を活用した外国人材の活用を支援することが含まれている。
一方で、日本在住の外国人材には限りがあり、物流企業各社での取り合いも発生。今後、トラックドライバーと倉庫作業員の職種間でも取り合いが起こることも想定される。長期的な外国人材の活用にあたっては、現地での教育体制の整備など取り組みの差別化が重要性を増している。
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