自己PRの完成度がアダに?
企業が面接で確認したいこと
優秀そうなのに採用しづらい人は、面接を自分の優秀さをプレゼンする場だと思っています。しかし、本来、面接とは、自分がこれまで上げてきた成果をこの会社でも再現でき、相手が抱える課題の解決にどう貢献できるかを示す場です。
就職活動や転職活動の準備では、自分を知るための自己分析と、相手を知るための企業研究や仕事研究の両方が不可欠です。多くの人は自分を知る作業に時間をかけ、そこで満足してしまう。
けれども、今回の応募ポジションで私のスキルはこんな風に生かせるはずです、御社のビジネスにこんな形で貢献できるはずですと、自分と相手の接点を具体的に示せて初めて、採用する側はその人の入社後の活躍を想像することができるのです。
面接官が見ているのは、実績そのものではありません。その成果を、前職の看板や優秀な部下、恵まれた予算がない場所でも再現できるのか、能力の再現性を確かめようとしています。
ここが、多くの人にとっての盲点です。自己分析が行き届き、キャリアの棚卸しも実績の言語化も完璧なのに、応募先への理解が浅いために決め手に欠ける「残念な人」が多いのはそのせいです。データ分析が得意、プロジェクト管理力がある、前職で売り上げを伸ばしたと説明されても、それが会社のどの課題に活かせるのかがわからなければ、会社は採用に踏み切れないのです。
受かる候補者の「絶対条件」
企業課題と経験を線で結ぶ
ではどう準備すべきなのか。まず、応募するポジションについて徹底的に調べます。
仕事がどんなサイクルで進むのか、社内のどの部署と折衝し、どんなクライアントや協力業者と関わるのか、その協力業者はどんな業界の人たちで、誰とどんなやりとりが生まれそうか。そして、そこで求められる成果は何で、どんな壁にぶつかり、何に気をつけるべきか。会社の成長段階や組織課題、そのポジションに期待される役割まで、公開情報から推測し、整理します。
たとえば従業員250人規模の成長企業に人事職で応募するなら、こう話します。







