候補1は、リビングの窓際だ。窓のそばに幅12~140センチ程度のベンチや低い収納を置き、クッションや小さなテーブルを組み合わせる。背後をソファにして横に観葉植物を置けば、リビングからの視線を少しだけ遮ることもできる。ソファの背が自然な境界になるため、壁をつくらなくても半個室のような感覚が生まれる。

リビングの窓際(1)候補1リビングの窓際 画像:筆者作成
リビングの窓際(2)候補1リビングの窓際 画像:筆者作成
リビングの窓際(3)候補1リビングの窓際 画像:筆者作成

 こうすれば光が入り、外も見える。家族の気配は感じられるが、ずっと目が合うわけではない。この「気配はあるけれど、干渉されすぎない距離」が大切だ。

 候補2は、リビングにパーソナルチェアを置くこと。小さなテーブルを設ければ、家族と同じ空間にいながら、それぞれ別のことができる。

パーソナルチェアを置く(1)候補2パーソナルチェアを置く 画像:筆者作成
パーソナルチェアを置く(2)候補2パーソナルチェアを置く 画像:筆者作成
パーソナルチェアを置く(3)候補2パーソナルチェアを置く 画像:筆者作成

 本を読む。絵を描く。タブレットを見る。ぼんやりする――。用途を決めすぎないこともポイントだ。家具選定や配置によって部屋が狭くなる場合は、テレビをプロジェクターに変えるのも手だ。照明とセットになった物であれば、工事不要で簡単にプロジェクターにできる。