屋内駐車場の
梁や低い天井に要注意!
それはクルマの上方にある、梁や低い天井などです。
都市部の屋内型の駐車場には、できるだけ多くの収容台数を確保するため、上方に配管設備・障害物がある区画や、天井が部分的に低くなっている区画にも駐車枠を設けているところが少なくありません。
駐車場の上部に配管設備がある場合も… Photo:PIXTA拡大画像表示
単に天井が低いだけなら目視で把握できますし、天井から警告板が下げられていることもあります。ですが、駐車枠と駐車枠の間の、ドライバーには見えづらい場所に梁が下がっている箇所もあります。
こうした駐車枠に斜め方向からバックで進入すると、クルマの上部が梁などの障害物に接触してしまう可能性があるのです。
丁寧に注意喚起をしてくれる駐車場もある Photo by Y.U.拡大画像表示
接触を避けるためには、屋内型の駐車場でバック進入する前に、駐車枠全体を一旦きちんと目視して“隠れた障害物”の有無を確認するのがおすすめです。
また、屋内型の駐車場でバック進入する時に、駐車場内の柱を目安にするドライバーもいると思います。しかし一部の駐車場では、この方法が事故につながる可能性があります。柱が床とつながる基礎部分が、柱より一回り太く張り出していることがあるためです。
基礎部分が張り出している柱 Photo by Y. U.拡大画像表示
バック駐車の目安を「柱だけ」にすると、クルマの後部左右の隅や、後輪が基礎部分に接触する事故につながってしまいます。
このような事故を防ぐには、柱の形状を事前に目視で確認することが重要です。また、バックするときに左右のリモコンドアミラーをボディの下方が見える角度に動かすことや、ホイールと柱の基礎部分の位置関係を把握することも大切です。
死角だけでなく、「ドライバーの思い込みや先入観」も事故につながる原因の一つです。
例えば、駐車場でおなじみの「車止め」。中~小規模の屋外駐車場や屋内・地下駐車場ではよく見かけますが、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアや大型ショッピングモールなど、大規模な屋外駐車場では設置されていないこともあります。
しかし「大規模な屋外駐車場には、車止めは絶対にない」とは断言できません。そうした駐車場を見てみると、意外と車止めのあるところも存在します。車止めのブロックに、クルマと接触したであろう黒いタイヤ痕が残されていることもあります。
車止めへの接触が、クルマへの意外なダメージになることも Photo by Y.U.拡大画像表示
このような痕跡は、実際に車止めにタイヤを強く当てたり、乗り上げたりしたクルマが存在することをうかがわせます。
駐車場で車止めがないと思い込み、勢いがついた状態で接触してしまうと、速度によってはタイヤやホイールにキズが付いたり、ホイールアライメントが狂ったりする可能性があるため、先入観を持たずに確認することが大切です。







