「無能な信雄」という評価は正しいのか
織田信雄には、「愚鈍」「無能」といった評価がつきまとってきました。その背景には、宣教師ルイス・フロイスによる厳しい人物評があります。
一方で、近年では、信雄を単純に無能と決めつけることへの疑問も出ています。
信雄は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人の時代を生き抜き、追放されて大名の地位を失いながらも、最終的には大名として復活しました。
確かに、天下を取ることはできませんでしたが、戦国時代の激動を生き延び、子孫に家を残したという点では、織田信雄も、また、なかなか侮れない人物だったといえるでしょう。
信長の息子たちの中でも、最後までしぶとく生き抜いた人物――それが織田信雄だったのです。
第34回は徳川家康(演:松下洸平)回ともいえる内容だった (C)NHK 拡大画像表示
家康の子ども時代(演:谷利春瑠)も描かれ、今川義元(演:大鶴義丹)も再登場 (C)NHK 拡大画像表示
第34回では、「徳川四天王」も登場。左から酒井忠次(演:天野ひろゆき)、本多忠勝(演:夏生大湖)、榊原康政(演:栗原類)、井伊直政(演:阿久津仁愛) (C)NHK 拡大画像表示
次ページの動画では本記事の内容のほか、信雄のつくった庭園や、茶の湯など趣味人としての側面について話しています。







