最終週の展開予想:原案『明治のナイチンゲール 大関和物語』の史実から読み解く
りんの励ましが効いたか、朝になり、シマケンは乗り越えた様子。
白い美しい光がふたりを照らして、来週に「つづく」。
はたして、シマケンは生きられるのか。
これだけ、お互いの本音を明かしたのだから、復縁するしかないと想像するが。
展開としては、いくつかのパターンが考えられる。
シマケンが完治して、りんと晴れて結ばれる。
シマケンが完治したが、茶飲み友達のままでいる。
思いは通じたものの、シマケンは亡くなる。
最終週が、りんとシマケンの結末に費やされるとは、想定外であった。
あと1週間。
原案の『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中公文庫 田中ひかる著)では、主人公たちの晩年まで描いている。りんのモチーフである大関和は関東大震災で被災した人たちを救おうと奮闘する。
そのなかには吉原の遊郭の人たちも含まれる。吉原が燃え、娼婦たちが焼き出されるのだ。大関和や直美のモチーフになっている鈴木雅が気にかけていた、主として生活のために娼婦になった人たちへの思いが若い頃から晩年まで貫かれている。
直美の原案(史実)にはない設定――娼婦だった母を持ったことにし、遊郭を出たセツ(村上穂乃佳)を再登場させたドラマだから、同じ思いを引き継いでいるのではないかと想像する。
あと1週間でここまで描けるだろうか。
そんなやきもきも含め、続きが気になる終わり方は最後まで徹底していた。









