ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

「失われた30年」と呼ばれる長い低迷期を経て、再び経済の輝きを取り戻そうとする、かつてない国家プロジェクトが日本で動き始めました。それが、「Rapidus(ラピダス)」です。世界最先端の2ナノ半導体の量産を目指し、2022年に始動し、研究開発と試作を続けてきました。しかし今、ラピダスは量産・事業化に立ちはだかる“死の谷(デス・バレー)”にいます。米国と中国を中心に半導体を巡る地政学が大きく変化する中、かつての追い風は逆風にもなり、その先には激しい乱気流が待ち受けています。成功か、失敗か――。量産まで残り1年余りです。最後の挑戦に突入したラピダスで、ある重要な指揮官が表舞台から去ろうとしていました。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『デンソー「プラグ事業売却」が破談!経営中枢で起きた異変』と『【ダイキン・日立・パナ・三菱電機】空調大手4社の「北米・欧州事業戦略」を徹底比較』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

ラピダス(1)「指揮官 最後の夜」

ラピダス(1)「指揮官 最後の夜」

「失われた30年」と呼ばれる長い低迷期を経て、再び経済の輝きを取り戻そうとする、かつてない国家プロジェクトが日本で動き始めた。それが、「Rapidus(ラピダス)」だ。世界最先端の2ナノ半導体の量産を目指し、2022年に始動し、研究開発と試作を続けてきた。しかし今、ラピダスは量産・事業化に立ちはだかる“死の谷(デス・バレー)”にいる。米国と中国を中心に半導体を巡る地政学が大きく変化する中、かつての追い風は逆風にもなり、その先には激しい乱気流が待ち受ける。成功か、失敗か――。量産まで残り1年余り。最後の挑戦に突入したラピダスで、ある重要な指揮官が表舞台から去ろうとしていた。 >>記事を読む

デンソー「プラグ事業1800億円売却」が破談!経営中枢で起きた大異変、密かに発足した少数幹部限定の「羅針盤チーム」とは

デンソー「プラグ事業1800億円売却」が破談!経営中枢で起きた大異変、密かに発足した少数幹部限定の「羅針盤チーム」とは

 デンソーが日本特殊陶業に売却する予定だったスパークプラグ事業の譲渡が白紙になった。売却価格1800億円を超える事業をライバルに譲り渡す大型再編となるはずだったが、デンソーが進めてきた事業ポートフォリオ改革はここで一歩“後退”する。これと並行して、社内では経営幹部の役割変更が進み、新たに「羅針盤チーム」なる会議体も発足した。その顔ぶれを見れば、デンソーの経営の重心が大きく動き、会社が一つの転換点を迎えていることが浮かび上がる。特集『自動車 解体』の#14では、プラグ売却撤回の理由と羅針盤チームの陣容を追い、デンソーの独立路線に何が起きているのかを検証する。 >>記事を読む

【ダイキン・日立・パナ・三菱電機】空調大手4社の「北米・欧州事業戦略」を徹底比較、勝ち組はどこ?データセンターバブルでM&Aが超活発

【ダイキン・日立・パナ・三菱電機】空調大手4社の「北米・欧州事業戦略」を徹底比較、勝ち組はどこ?データセンターバブルでM&Aが超活発

 人口減少で国内空調市場が縮小する一方、中国勢の台頭でグローバルの家庭用エアコンの競争が激化している。そこで空調大手各社はビル向けなどの業務用や、データセンターの冷却をはじめとする産業用に注力することで成長を図ってきた。各社はこぞって欧米の拠点拡大やM&Aを進めるが、その施策では明暗が分かれている。特集『絶対王者ダイキンの死角 空調グローバル大戦の行方』の#6では、ダイキン工業、日立製作所、パナソニック ホールディングス、三菱電機の戦略を徹底比較し、欧米での「勝ち組企業」と波に乗り切れない企業の実情を明らかにする。 >>記事を読む

Key Visual by Kaoru Kurata