AI wet lab:
AIウエットラボ

人工知能(AI)によってバイオ業界(biotech industry)が様変わりするかもしれない。有力AIスタートアップの米アンソロピックが今年に入って「ウエットラボ」を設立したからだ。
ウエットラボとは、細胞や試薬を使って物理的な生物学(physical biology)実験を行う研究施設のこと。アンソロピックの見立てでは、コンピューター上のシミュレーション「ドライラボ」と一体化することで、効果的な創薬(drug discovery)体制を構築できるという。
アンソロピックのウエットラボはAI時代の落とし子だ。AIモデル「Claude(クロード)」を中核にした「AIウエットラボ(AI wet lab)」なのだ。
同社のライフサイエンス(生命科学)部門責任者エリック・カウデラー・エイブラムス氏は英ロイター通信に次のようにコメントしている。
The mission of the company is to develop powerful AI in such a way that benefits the world. By far, we see the biggest opportunity for that in the life sciences, and that is motivating everything that we’re doing.(世界に利益をもたらすAIモデルの開発に注力する――これが当社の使命だ。その点でポテンシャルのある代表例がライフサイエンスであり、当社にとって最大の原動力になっている。)







