2025.6.19 ロシアの石油・ガス業界が赤字転落、ウクライナ戦争の継続が難しくなる? 欧米による経済制裁や原油価格の低迷を背景に、ウクライナへの軍事侵攻を支えてきた「ロシアの戦争マシン(Russia’s war machine)」が変調を来し始めているようだ。
2025.6.12 朝令暮改を繰り返すトランプ流政治、戦略的柔軟性の裏付けなのか? 「TACO(タコ)」と聞けばメキシコ料理を思い浮かべる人が多いだろう。だが、米ウォール街ではトランプ米大統領が連想される。トランプ氏の関税政策は朝令暮改(11th-hour reprieve)であり、市場を大混乱させている。ここから生まれた造語がTACOだ…
2025.6.5 オープンAI初のハードウエア、アップルの伝説的デザイナーと組んで1億台の出荷目指す 人工知能(AI)の未来を担うのはスマートフォンやノートパソコンではなく、画面を持たない(screen-free)「AIコンパニオン(AI companion)」になる――。このように考えているビジョナリーが2人いる。
2025.5.22 「自由の女神」の返還要求、トランプ政権下で米国の民主主義度合いは急低下 米国が民主主義の盟主から降りて権威主義(authoritarianism)の仲間入りをするのではないか、といった見方が出ている。原因はトランプ米大統領だ。
2025.5.15 引退表明したバフェット氏、「正真正銘のオーナーシップ」が経営哲学の基盤 世界のメディア上で久しぶりに「資本主義者のウッドストック(Woodstock for Capitalists)」が話題になった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(94)が年内での引退を表明した場所となったからだ。
2025.4.17 トランプ関税で米国経済に打撃、インフレと景気後退が同時進行する? 高率関税の震源地である米国で、「スタグフレーションの悪夢(stagflation nightmare)」がよみがえるのではとの懸念が広がっている。
2025.4.10 住民投票の準備がスタート、トランプ政権は「民主党の牙城」へ集中砲火 カリフォルニア州が米国から独立して建国する――。こんな動きが出ている。一見すると「カリフォルニア独立(California independence)」は荒唐無稽なシナリオだ。だが無下にはできない。トランプ政権との対立があまりにひどくなり、州内で独立に…
2025.4.4 ウクライナ危機で脱米国の機運高まる、核保有国の英仏は代わりになれるのか? 米国による「核の傘(nuclear umbrella)」がなくなったら、欧州はどのようにしてロシアの脅威に対峙したらいいのか。核保有国(nuclear power)である英仏両国が代わりになればいい。脱米国に向けた議論はすでに始まっている。