France’s debt bomb:
フランス債務爆弾

「フランス債務爆弾(France’s debt bomb)」のタイマーがカチカチと時を刻んでいるのだろうか。世界の投資家の間で不安が高まる一方だ。
フランスが深刻な債務危機に直面し、ユーロ圏全体を巻き込みかねなくなっている。投資家はリスクに見合ったリターンを要求しており、よほどの高利回りでない限り同国国債に手を出さなくなった。
必然的に国債相場は大幅に下落し、10月中旬には10年物利回り(10-year bond yield)は2002年以来の高水準である5%付近に達した。借り入れコストの高さでフランスは今やギリシャとイタリアを上回る。
ちなみに、長らく「欧州の財政問題児(Europe’s fiscal problem children)」と見なされてきた代表格がギリシャとイタリアだ。
多くのメディアが「債務爆弾」というフレーズを好んで使うほどフランスが注目を集めている理由ははっきりしている。投資家の間では「先行きの財政事情は一段と悪化する」との見方が大勢なのだ。
米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙の試算では、フランス政府が発行した国債のうち30年までに1兆ドル(約160兆円)以上が満期を迎える。同国政府は借り換え(refinancing)に備えて来年だけでも3800億ドル(約60兆円)相当の国債を発行しなければならない。







