本日のテーマは「日報」です。さまざまな職場を見てきましたが、うまく活用されているとは言い難いものです。というのも、「上司:きちんと日報を書け」「部下:この忙しいのに、何でこんなものを書かされるんだ」というギャップがあるからです。このギャップの突破方法をお伝えいたします。

「日報なんて書きたくないよ……」。
これが部下の本音。ではどうする?

 どのように部下とコミュニケーションをとっていくか。
 それにはいろいろな方法がありますが、その1つとして、本日は「日報の活用法」についてお話させていただきます。

 多くの場合、日報は次のようなコミュニケーションギャップを引き起こしがちで、活用できているとは言い難いのが現状です。

上司「日報をちゃんと書け!」
部下「はい、わかりました(忙しいのに、なんでこんなもの書かなきゃいけないんだよ!)」

 ゆえに、部下の日報というのは、ほんの数行で終わっていたり、完璧に義務として、適当に書かれていることが多々あります。

 この現状に対して「もっとしっかり日報を書け!」と上司が言ったところで、ほとんど効果はありません。部下も「上司に言われたから、仕方なく……」という感じで、多少はまともに書くようになるでしょうが、その日報に上司の知りたい情報はありません。